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「DNAの日」に寄せて

70年前の今日、DNAの二重らせん構造を明らかにした論文が発表されました。
その3年後、1956年に誕生した日本人類遺伝学会は、人類遺伝学の研究を通じ科学の進歩に貢献すること、遺伝学分野の診療を推進すること、疾患や健康の研究を通じ医療や福祉に貢献すること、さらには教育や啓発を通じ社会に人類遺伝学の知識の普及を図ることを目的として設立されました。
今年はヒトゲノムの配列決定が発表されて、20年の節目でもあります。
こうした先人たちの研究成果は、今日のゲノム医療を支える大きな礎です。
日本人類遺伝学会は、あらためて先人たちの努力に敬意を表すとともに、今後もゲノム医療の発展と人々の多様性を尊重する社会の実現に貢献していきます。

日本人類遺伝学会理事長 小﨑健次郎